​VINTAGEs  & ‥/ トライバル・ヴィレッジラグ等

家族のために織り、大切に受け継がれてきたキリムや絨毯。

時間と共に増していく風合いはこの世に1枚しかない特別なものですが、

長大な歴史のなかで育まれていく過程で産地や民族によって様々な特徴が見られるようになりました。

この純粋に人のために人の手で織られた絨毯やキリムは同じ手織りでも集約型の絨毯産業に押されて減り続け、
年々手に入れ難いものとなっています。

イランでは未だたしなみとしての家庭織りの風習は残っているとはいえ、

この流れはおそらく取り戻すことができないと思われます。

(もちろん工房で綿密にデザインされ、十分に教育された織り手が作り出したものの品質の高さは疑いようもありません)

いつの時代もある一定の人々は移動し、新たな営みを育んでいます。

とりわけ太古の時代から繁栄と衰退を繰り返したユーラシアの国々は常にそのような状況に直面していました。

必要に迫られて止むに止まれず後ろ髪を引かれる思いの時も新天地に希望を見出そうという時もあったでしょう。

しかし、何れにしてもその地で出合った人々が再び融合した新しい社会がまた違う文化を作るのです。

人間は弱さゆえにより良く生きたいと思い、知恵を伝え助け合って繋いできました。

羊と共に暮らすようになった当初は地面の硬さや寒さから身を守る生活用品としての手織りものでしたが、

それぞれの暮らしの記憶が手に伝播し、糸をカンバスと絵の具として駆使し、描れるようになりました。

​生まれては過ぎ去る毎日の記憶の積み重ねを結婚や新年の祝いなどの事あるごとに表現し、その技が磨かれたのです。

歴史を新しい記憶が複雑に積み上がっていくものと考えるのであれば、

手織りラグはその一枚一枚が歴史の1ピースとなります。

時代は目まぐるしく変化し、喜びに満ちた時も厳しい状況の時もありますが、

どんな時でもゆったりと温かい気持ちで織られたものには何か心に入り込んでくるものがあります。

Tinyknotsはそんな時代を繋いでいる手織りラグなどをVINTAGEsと呼び、大切に受け継いで行きたいと思っています。

「十分に熟されたも」のもあれば、「これから」というものもありますが、

どれをとっても紛れもなく将来へのバトンの一つとなっていくものと考えています。

 

Tiny knotsで取り扱うトライバルラグやヴィレッジラグの代表的な産地または民族の解説を少しずつ追加していきます。

人々や物の移動が繰り返されることによって、それぞれの特徴が混ざり合ったり、薄れたりしていることもあります。

これもひとつの歴史と考えますので、一品をお選びいただく際の参考のひとつにして頂ければと思います。

(WEB STOREでも掲載及び更新しております。「VINTAGEs」でご覧下さい。)

 

※商品写真につきましては、できるだけ実物に忠実に掲載するよう

心がけておりますが、PC環境や撮影状況によってはお客様が

実際手にとられたものとイメージが違う事がございます。

何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

ガズビン 

イラン西寄りの北中部の町、ガズビンの歴史は古く、その始まりは3世紀半ばと言われており、以来、交通の要所として歴史に何度も登場します。

この地方で取引されるキリムは代々家庭で織られたものが大多数を占めており、突然の色糸の変化やモチーフの展開が特徴で、そのユニークさに惚れ込むコレクターもいるほどです。また、現在は工業化による手織り物産業の衰退により新しいものは殆ど見受けられないことから、稀少性も高まっています。

 

 

お取り扱い中のガズビン ラグ
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)

*キリム ラグサイズno.6055
*キリム ラグサイズno.17901 
 
アゼルバイジャン 

イラン北西部、コーカサス地方やカスピ海と接するアゼルバイジャン地方。複数の国との国境を持つこの地方は紀元前から人が往き交い、国がイスラム化する前にはゾロアスター教の重要な施設があるなど、文化的にも産業的にもとても栄えた地域です。険しい山々が連続してそびえるこの地方は地政学的な背景もあって分断と結合が繰り返されて今日に至っています。

中でもタブリーズはイランでも有数の都市として発展しており、力強い色合いの手織り絨毯は今でも主要な産業として名声を得ています。そのほかの地域でも数々の特色のある技法やパターンが見られ、アゼルバイジャンの織り手はイランの中でもトップクラスとされています。

お取り扱い中のアゼルバイジャンラグ
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がある場合がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)



*キリム ロングサイズ no.11258

*キリム 玄関マットサイズno.17888
セネまたはクルディスタン  
お取り扱い中のセネまたはクルディスタン ラグ(オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)


キリム ラグサイズ18639
キリム ラグサイズ19160
キリム 玄関マットサイズ11283
キリム ロングサイズ18642

あくまでも自分のスタイルを貫き通す誇り高き孤高の民族、クルド。古くからイラン・トルコ・イラクの国境の山岳地帯を礎としながら、現在でも地域の覇権争いや情勢の変化に翻弄されつづけていいます。厳しい環境から家族や仲間を守るため、戦士になる者もいたと言われるほどの強靭な精神を持った女性達は一方では薔薇の花をこよなく愛し、絨毯やキリムを驚くべき緻密な構成と手業でもって仕上げます。

その中でもセネは現在ではサナンダジと呼ばれているイラン西部の代表的な町で、良質な絨毯やラグの産地としても名を知られています。

独特の織り模様はひと目でそれとわかるものが殆どで、特にキリムについては、綴れ織という経糸と緯糸が交差する単純で普通ならば直線しか織ることができない技法ながら曲線やモチーフの輪郭を織ってしまうという卓越した彼らの技術は目を見張るものがあります。その細い毛糸で織られたレース編みのような繊細で優美な仕上がりと独特のデザインは、他の地方で織られたキリムとは一線を画しており、その源泉は閉ざされた山岳地帯の暮らしと民族の誇りを持ち続けているところから来ているのではないかと想像せずにはいられません。

絨毯も同様にかつて「セネ結び」という名前が残るほどに称えられたこの地方の絨毯は薄くてしなやかで、最近ではやや厚みを持った堅牢な作りになったものが多くなったものの、繊細で滑らかな織りは昔の名残を十分に感じさせます。

 

ヘルシン
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イラン西部ケルマンシャー近郊、トルコから移動してきたクルド人が多く住む古い町ですが、キリムの織りにはこの辺りを起源としていた隣接する週に住むルリ族の影響なども見られます。

ケルマンシャー地方は古代から栄え、多くの遺跡があることでも知られていますが、同時に数多くの民族が行き交う要所であった為に数多くの侵攻を受け、最近ではイラン・イラク戦争(1980-88)でも多くの町が破壊された地域でもあります。

お取り扱い中のセネまたはクルディスタン ラグ(オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がある場合がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)

キリム 17930
​シーラーズ

イラン南西部、イランを南北に走るザクロス山脈を西にみる、古代から栄えた町。古代はペルセポリスを造営したアケメネス朝ペルシアが興り、また18世紀後半にはザンド朝の首都でもありました。


イラン南部の標高1600mの高原にあるため、四季を通じて気候は穏やかで、緑に溢れた庭園も数多く、観光地としても有名です。またこの町は芸術や文化の中心でもあり、優れた文芸作品や絨毯やタイル、銀製品といった工芸品が生みだされています。

また、石油の産地の近くという土地を生かした各種工業も盛んで、現在でも有数の大都市に数えられ、多様な人々が暮らしています。

ギャッベと呼ばれる遊牧民が自分達のテント生活で使うための厚みのある素朴な絨毯はシーラーズ近くの山岳地帯を季節ごとに移動するカシュガイ族が古くから織っていたものです。最近は政府の方針から定住化したり半遊牧生活をする人々が増え、それに伴って洗練されたデザインのものも増えてきました。 

また、彼らはギザギザで縁取ったダイヤ模様と動物や草木がデザインされた独特の部族絨毯やシンプルな幾何学模様のキリムも織ります。それらはシーラーズにある非常に大きなマーケットに集められ、世界中のバイヤーにより取引されています。

 

お取り扱い中のシーラーズまたはカシュガイ ラグ
*ギャッベ絨毯につきましては、web shop「 ギャッベ」にて、また定番のシーラーズキリムはweb shop「キリム」にてサイズ別で掲載しておりますのでそちらをご覧下さい。

オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)

キリムリビングサイズ 6545


 
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バルーチ

イラン東部からアフガニスタン、パキスタンに渡る広い地域にすむバルーチ族。アラブから次第に移動してこの地域に住むようになったと言われており、定住化の進んだ今でも牧畜や農業が盛んです。バルーチの織る絨毯やキリム は固くしっかりとした織りと暗い赤や茶、紺色を多用した重厚な雰囲気。特にキリムは様々な技法を所狭しと織り詰め、所々に白い糸で線模様やモチーフを入れるのが特徴で、さながら闇夜に光る星や川の流れのようにも見え、そのユニークさに魅了されるコレクターもいるほどです。

お取り扱い中のバルーチ ラグ
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)

*キリム ロングサイズ 15695
コルトゥーグ

イラン北西部、古くから工芸品の産地としても知られたザンジャン州にある小さな町ゴルトゥーグ。ザンジャンはタブリーズからテヘランに至る街道が通っており、アフシャール・シャーサヴァン・クルド等、様々な民族が混じり合って暮らす多様性のある町がいくつも点在しており、様々なタイプの絨毯やキリムを見ることができます。その中でもゴルトゥーグはクルド人が比較的多い町です。この一帯は農業地帯ともなっており、絨毯織りは閑散期の家内産業として行われていることが多いようです。それもあって質の高い技が代々伝統を受け継ぐことができるのでしょう。緻密でしっかりとした仕上がりは、堅牢な織りで知られるビジャーの絨毯と似ていると言われることもあるようです。

お取り扱い中のコルトゥーグラグ
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)


​*ペルシャ絨毯 ラグサイズ no.19668
*ペルシャ絨毯リビングサイズ  no.18196
*ペルシャ絨毯 リビングサイズ no.18199
グーチャン
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イラン東部、アフガニスタン国境にも近いあたりコラサン地方は肥沃な土地柄です。この辺りに暮らすクルド系の半遊牧生活をしている人々が織るラグはグーチャンという町のマーケットに集められて取引されています。 

様々な技法を用い、一面にジジムと呼ばれる刺繍のような刺し織りを施したものなども良く見られます。 

お取り扱い中のグーチャンラグ
*定番のグーチャンキリムはweb shop「キリム」にてサイズ別で掲載しておりますのでそちらをご覧下さい。(オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がある場合がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)

キリム ロングサイズ17882
アバデ

イラン南西部、古都イスファハンとシーラーズに挟まれた町。 昔から丈夫で目の詰んだ実用的な絨毯を織る町として知られています。従来のデザインに加えて次第に夏に放牧のためにやってくるカシュガイ族の織る絨毯に影響を受けるようになりました。赤と紺の配色、大きなメダリオンには花瓶模様、四隅には花を配し、間にたくさんの植物や動物などのモチーフを所狭しと織り込でいるのが特徴です。

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お取り扱い中のアバデラグ
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。

在庫がございます。(絨毯 ラグサイズ)
ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)  
 
ナスルアバッド
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ナスルアバッドは、太古は海だった土地が隆起ししてできた巨大なザクロス山脈の谷合にあるとても小さな村です。この辺りに暮らすロリ族は紀元前の頃からこの地に住み着き、イランにおいての先住民の一つといわれています。最近まで大半を占めていた遊牧民は政府の定住化政策によってその多くが都市部に暮らすようになりましたが、彼らの織る絨毯には代々受け継がれてきたパターンが頑なに守られています。アバデの絨毯にも類似したパターンが見られますが、トルコから移動してきたカシュガイの人々が道中にルリ族の影響を受けながら南下していったことから、これらパターンの起源はルリ族とするのが自然だと思われます。色合いは赤や白又は紺の配色が多く、たくさんの愛らしい動物や草花が象嵌のように織り込まれています。

お取り扱い中のナスルアバッドラグ
(オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい) 
ペルシャ絨毯ラグサイズ no.17435
​*ペルシャ絨毯ラグサイズ no.6183
トルクメン
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中央アジアトルクメニスタンとそれぞれの国境付近に居住する民族。イランでは北東部に度重なる争いによって分断された民族として暮らしています。彼らは現在のモンゴルの西端、アルタイ山脈が起源とされるテュルク系民族が西や南へ移動する過程で多民族と混じり合い、形成されたと考えられています。最終的にはトルコやイランの南西部まで達したのは馬を巧みに操ると同時に勇猛な性格だったからと言われ、各地に武勇伝が残されています。 彼らは部族としての結びつきが強く、絨毯やキリムの織り柄はそれぞれの部族のギュルと呼ばれる紋章を中心に描かれることが多いのがその表れでもあります。又、移動を繰り返していたことから、あまり大きなものは織らず、絨毯は軽くて毛足が短く、キリムはどんなに荒い使い方をしてもビクともしないくらい硬く織り締められています。これは馬具として使う為でもあるようです。

お取り扱い中のトルクメンラグ
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絨毯 ラグサイズ no.13524
キリム ラグサイズ no.19155 
 
​サルーク
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サルークはイラン中西部、マルキャズィー州の首都アラク北方にある村。近代化により海外でのペルシャ絨毯が見直されて需要が高まったことから、主テヘランに近いことからもあって、欧米や国内の絨毯商がこぞって進出しました。西側諸国好みの絨毯を先陣を切って織り始めたことから、”サルーク”の名称は近郊で織られる高品質で同じようなデザインの絨毯の総称として呼ばれることもあります。ヨーロッパを舞台とした大戦の後は絨毯の需要は大きな発展をしたアメリカに取って代わり、住宅需要を背景に”サルーグ”の絨毯はよりアメリカ人好みのデザインとなり、それらはアメリカン・サルークと呼ばれるようになりました。現在は様々なデザインの絨毯が織られていますが、質の高い絨毯の代名詞の一つであることは変わりないようです。

お取り扱い中のサルークラグ 

(オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がある場合がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい) 
 
ジョーザン
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イラン中西部ハマダン州はイラン文明で最も古い歴史を持つ地域の一つで、4000以上あると言われる州内の文化遺産跡からは紀元前には既に帝国として栄えた様子が見ることができます。その後、隣国との争いの中で盛衰を繰り返しましたが、東西を結ぶ交通の要所として今日でも交易上の重要な地域となっています。

ジョーザンはいくつものペルシャ絨毯の産地があるハマダン州の中でも特に優れた絨毯を織る町として知られていますが、同時に寒暖の差が激しい気候を生かした葡萄栽培やレーズンの産地でもあります。隣の州にある高級絨毯の産地であるサルークにも近いことから質の良い絨毯を織ることでも知られていますが、やや直線的なラインで蔓が伸びていくように連続した植物のモチーフがよく使われているようです。

お取り扱い中のジョーザンラグ 
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。また、他にも在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)

絨毯 玄関マットサイズ no.17512  
*絨毯 リビングサイズ 
ジョシャガン
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「イランの真珠」とも称される歴史的な古都イスファハーンの繁栄と共に絨毯を織り続けて来た谷あいの小さな村ジョーシャガン。当時の賑やかさは影を潜めながらも、今も古来の技法やデザインを守り続けています。イラン屈指の観光名所であるイスファハンのイマーム広場にあるモスク建築は世界でも最高傑作の一つといわれますが、それらに使われている美しいタイルや宮殿の庭園からインスピレーションを受けたと思われるデザインの絨毯が数多く見られます。

お取り扱い中のジョーシャガンラグ 
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絨毯 ラグサイズ no.15720  
 
ザンジャン

イラン北西部にある州都ザンジャン。様々な産業が発達した大きな都市ですが、銀細工、履き物、ナイフ等、伝統工芸品の産地としても知られています。ザンジャンはタブリーズからテヘランに至る街道が通っており、様々な民族が混じり合って暮らす多様性のある町がいくつも点在しており、かつては5つの部族の地を意味する「ハムセ」とも呼ばれ、それぞれの特色のある絨毯やキリムを見ることができます。

​首都テヘランに続く街道沿いの町ザンジャンは北隣のアゼルバイジャンとの繋がりが深いものの、絨毯のデザインは西のクルド系の人々​からインスピレーションを受けたものが多く、緻密で頑丈な織りと落ち着いた色合いが特徴です。家庭用絨毯の一大産地でもあるハマダンの大きなマーケットで取引されることも多く、ハマダン絨毯の一つとして考えられることもあるようです。

 

お取り扱い中のザンジャンラグ 
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。

在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)
*絨毯 玄関マットサイズ74×54㎝
メイメー
お取り扱い中のメイメーラグ 
オールドにつきましては実物をご覧いただいきたく、web shopでの掲載はシステムの関係で在庫なしとなっております。

在庫がございます。ご興味がありましたらご来店いただくか、上記contactボタンにてお問い合わせ下さい)

絨毯 リビング・ラグサイズ 約168×110㎝

メイメーは古都イスファハーンの北にある小さな村で、イスファハンとテヘランを結ぶ交易のための街道沿いの村として古くから築かれていました。また、山麓の地下水脈を勾配のついた坑路で水を運ぶカナートと呼ばれるペルシャの伝統的な工法による地下水路がおよそ2000年前頃から通り、今でもそのいくつかは使われており、それは世界遺産の一つとして数えられています。この豊富な水源がもたらした肥沃な土地は農業だけはなく、鍛治や煉瓦造りなどの生産も盛ん。特に質の良い羊毛が採れることから良質の絨毯の産地としても知られています。

メイメーの絨毯は近隣一帯で織られるジョシャガン絨毯の中でも珍しいペルシャ結びで織られています。また、幾重にも縁取られたボーダー囲まれた鈍い赤色のフィールドに紋章のようにデザインされたベージュや青などを基調とした花菱が象嵌のように埋め込まれているのが大きな特徴です。