物語の始まりは窓から


ヒッチコックの『窓』『裏窓』と窓を題名にしたものでなくても、ロミオとジュリエット、ピーターパン、メリーポピンズ‥物語に窓はけっこう重要な役割を果たしているような気がします。

出会いを演出する小道具としても使い勝手が良さそう。 窓だったら至近距離で「バッタリ」でも、窓越しの遠くの距離で「ウットリ」でもどちらでも調整できるんじゃないかな。 また、上半身を乗り出して懸命に手を振る仕草、じっと窓越しに外を見つめる不安げな目がこれからの展開を暗示する‥なんて使い方もありますね。

普段生活をしていても、窓越しの月などを眺めながらまだ見ぬ未来やもう会えない人びと、懐かしい風景‥、覗き穴を見るように想像を膨らませることがあるでしょう。 それは窓が額縁と同じ役割を果たし、絵のように対象物を浮き上がらせて焦点を当てるからなのかもしれません。そして窓が外の世界と内の世界をつなぐ微妙なフィルターやレンズになっているのでしょう。

遊牧民にとって窓のあるテントや家での暮らしは憧れでもあります。  漆黒の夜、眩しい位の太陽の光、真っ赤に染まる夕暮れの空、彼らのこころの窓にはいくつもの物語が映っているに違いありません。

スパイダーマンもスーパーマンも窓から。

窓はハラハラドキドキも連れてくるようです。

(11月12日加筆しました)

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