サイズ(縦×横):約280cm×65cm

素 材 :経糸:綿 緯糸:羊毛

カラー :ミックス
取り扱い方法:別ページの『キリムのお手入れ方法』をご覧下さい。

 

*店頭販売価格¥103,000

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店頭在庫あり/キリム・ロングサイズ(品番/tk 11223)

  • イランの首都テヘランの北西、16世紀頃まではペルシャの都でもあった歴史と遺跡の町ガズビン(ガズヴィーン)のシンプルな綴れ織*りのキリム。カスピ海にほど近く、穏やかで円熟した町らしいシンプルながらも深く味わい深い色の織り模様が印象的です。この地方で取引されるキリムは代々家庭で織られたものが多数を占めていますが、現在では新しいものは殆ど見受けられないことから、そのユニークさと稀少性に惚れ込むコレクターもいるほどです。

    1970年〜80年代のものと思われます。半世紀近い月日を経て、それぞれの糸の織られた当初の色からの変化が面白い。蠍と星のモチーフをメインに上下に鳥も組み合わせたガズビンらしい一枚。

    アカネの濃い赤やインディゴの深い青は薄紫と緑がかった青色に変化しているのに加えて草木染ながらの色むらも顕著になっているのに対し、焦げ茶は羊の毛をそのまま使っているので当時の色のまま。橙色は恐らくサフラン染ですが、しっかり染まって退色も少ない分鮮やかさが際立って見えます。星、波などのモチーフは大きく伸び伸びと描かれ、全体的に大らかでゆったりとした表情。使いこんで踏みならされた織地は落ち着きがあり、敷いたその時から床に馴染みます。また吹き抜けの壁などにかければタペストリーとしても使え、お部屋を温かみのある空間にしてくれることでしょう。

    上部は傷んだ箇所を短く仕立て直し、そのほかにも小さな補修の跡は見られますが、それも更に使い込んで既に馴染んだ様相となっています。このような工夫や技術もオールドならではの面白さとして楽しんでいただければと思います。

     

    *綴れ織とは…平織りの一種で、最もシンプルな織り方。緯糸のみで文様を出す為に経糸が見えないように打ち込まれ、文様の境目は折り返して織るため、色の境界でたて糸に沿って間隙ができます。エジプトで出土したコプト織など、紀元前には既にこの織り方が広まっていたといわれています。

    *商品写真につきましては、できるだけ実物に忠実に掲載するよう心がけておりますが、PC環境や撮影状況によってはお客様が実際手にとられたものとイメージが違う事がございます。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。(画像をクリックすると、拡大できます。)

    *キリムについての詳しいご案内も御覧ください。
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