サイズ(縦×横):約208×150㎝

主素材 :緯糸:羊毛 経糸:コットン

原産地 :イラン・シルジャン
取り扱い方法:別ページの『キリムのお手入れ方法』をご覧下さい。

 

*オールドラグは実物をご確認頂きたく、web shopではご紹介のみで、実店舗だけでの販売のものがございます。システムの関係上、「在庫なし」となっていますが、商品名の先頭に「在庫◎」と表示があり、各商品ページにてプライス表示があるものは在庫がございますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。ご面倒をお掛けしますが、よろしくお願い致します。

店頭在庫あり/キリム(品番/TK19174)

¥180,000価格
  • 現地の家庭生活から生み出されるひとつひとつの作品は個性的で唯一無二のもの。

    大きな2つの山脈に挟まれるように位置するイランの中南部のケルマン州の町、シルジャン周辺に住むアフシャール族は元々はイラン北西部に暮らしていたテュルク(トルコ)系民族を祖とし、サファヴィー朝の頃に政治的な理由からイラン北西部から強制的に移住させられました。その移動の過程で各地の手織りの技法や図案を習得し、質の高さと多彩な織り柄で現在では「ケルマン・アフシャール」と呼ばれるようになり、世界中にコレクターがいます。

    豊富に採れる木の実や植物で染めた糸で織ったラグは比較的落ち着いた色合いの組み合わせが多く、民族的な文様や自然のモチーフを大胆に組み合わせた構図をスマック織りという3本の糸で構成された技法で織るのが特徴です。

     

    こちらは1970年代に織られたものとのことですが、擦れや大きなほつれなども見当たらず、何か特別な時にしか使われなかったのでしょうか、とても丁寧に扱われてきたことが伺われます。しっかりと染まった紺色を背景に部族の紋章のようなモチーフと草花の組み合わせが浮かび、それをモチーフを違えたボーダーが幾重にも取り囲んでいます。中太の糸で程よい加減で織られ、のびのびと思う存分に楽しんで制作に励んでいた織り手の心持ちが感じられます。

    たっぷりと毛糸を使った重厚な質感と多彩な色使いながら全体に抑えた色合いでリビング、寝室、子供部屋など様々な空間に合わせることができそうです。無駄な遊び毛もすっかりなくなり、ほどほどに柔らかくこなれた肌触りが気持ちの良い一枚。

     

    *スマック織とは…スマックという言葉はコーカサス地方が語源だとされています。平織りの経糸(たていと)のほうに別の色糸を斜めに巻きつけながらモチーフを織り込む技法で、高い技術と手間を要します。丈夫でやや厚みをもった表地はつづれ織りのようなスリットはなく均一です。複雑に民族が絡み合う地方の流れを汲む、抽象的でユニークなモチーフで構成されていることが多く、西欧諸国のコレクターからも高い評価を得ています。


    ・商品写真につきましては、できるだけ実物に忠実に掲載するよう心がけておりますが、PC環境や撮影状況によってはお客様が実際手にとられたものとイメージが違う事がございます。ご理解くださいますようお願い申し上げます。(画像をクリックすると、拡大できます。)

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