サイズ(縦×横):約130cm×87cm 厚み約15mm
素 材 :緯糸・経糸・パイル糸:羊毛100%
カラー :ミックス系
取扱方法 :「ペルシャ家庭織り絨毯お手入れ方法」をご覧ください。
ペルシャ家庭織り絨毯(品番/b13536)
ペルシャ絨毯の伝統が持つ豊かさと素朴な遊牧民の親しみやすさを併せ持つ部族絨毯。現地の家庭生活から生み出される一枚一枚は、個性的で唯一無二のものです。
トルクメン絨毯はイラン北東部に住むトルクメン系民族が織ったもの。その名の通り隣国トルクメニスタンの人々とほぼ同じ血筋を引く彼らは中央アジアで目まぐるしく変わる支配の歴史の中、自らの伝統を重んじてきました。
トルクメン絨毯は多くの場合、地織りにも縦横共に細いウール糸を使用しています。この地方は緑豊かな自然を持ち、その肥沃な大地で育った羊の毛はとても良く、特に細くて腰のある性質は絨毯を織るのにぴったりなのです。織りの微妙な力加減によって、適度の空気を含みながらも、折りたためるほどにしなやかな仕上がり。細い糸を使った丹念な織りは手触りも滑らかです。それゆえに、世界中にファンを持ち、部族絨毯の王様とも言われているそうです。
トルクメンといえばギュルと呼ばれる紋章模様がお馴染ですが、こちらは古くからある庭園様式の模様。英国のようにペルシャにも古い時代から継承された独特の庭園様式があったのですね。昔の織りパターンはは4等分だったらしいのですが、だんだんと庭園を仕切る水路が増えて、碁盤の目のように細かく分かれてきたことから、日干し煉瓦を意味するヘシュティデザインの名でも知られています。
玄関やリビングにはもちろん、軽めの質感はタペストリーとして壁に掛けても楽しめます。抑えた色あいや、たたむとコンパクトになる収納性の良さは日本の暮らしにも馴染むことでしょう。
上下の端はフサ仕上げではなく、平織り部分を毛足の際に畳んで縫い止めてあります。
このギャッベの裏側には補強用の人工皮の帯がついています。
*商品写真につきましては、できるだけ実物に忠実に掲載するよう心がけておりますが、PC環境や撮影状況によってはお客様が実際手にとられたものとイメージが違う事がございます。
*『ペルシャ家庭織り絨毯について』もご覧下さい。
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